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《降谷夢》bonheur {R15}

第28章 退院


伊「遅くまで邪魔したな、美緒。」

『ううん。すごく楽しかったよ!」

萩「今度は快気祝いしようね!」
松「お、それいいな!美緒、今度は酒飲もうぜ!」

『いいけど…前みたいに酔い潰れないでね。』

諸「前は酔い潰れたんだ。それは見たかったな。」

松「見なくていい!!」


……帰る時まで騒がしいな。
でも久しぶりに6人で騒げて本当に楽しかった。


『みんな、今日はわざわざ来てくれてありがとう。
気をつけて帰ってね!』


わたしがそう言うとみんなは帰って行き、
部屋には私と零くんの2人になった。
扉が閉まった途端急に静かになったので、なんだか変な感じがした。



『零くん、片付けもみんな手伝ってくれたし
そろそろお風呂入ろ………っ、!?』



玄関でわたしが話している途中、
零くんはいきなりわたしの肩に腕を回してキスをしてきた。




『ん……っ!れ、れいくん…?……っ。』


片足で立ってるわたしが辛くないように支えながら
そのまま壁に押し付けられると
激しいキスが降ってきた。


『は…ぁ……。んっ…零くん…どうした、の…?』

「……やっと邪魔者が帰ったんだ。
美緒を堪能させろ。」



邪魔者って……。



『で、でも…あの、お風呂…は?』

「後で2人で入ればいい。
美緒が入院してる時から
ずっと我慢してたんだぞ……もう、限界だ。」



零くんはそう言うと、わたしを壁に押し付けたまま
激しいキスを再開し
わたしの服の中に手を入れてきた。

『っ、あ……!ちょ、っと…零くん!
ここ、玄関……だよ…?』

「我慢してたって言っただろ…
もう待てない……すぐに美緒が欲しい。」



零くんの顔付きや息遣い、
さらにはわたしを求める手付きも、
本当に余裕が無さそうで……

恥ずかしいけど、それくらい私に夢中になっている零くんを見ることができて嬉しかった。



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