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《降谷夢》bonheur {R15}

第27章 見舞


『もちろん!何でも好きなの奢るよ!
社長と梢さんも、何がいいか考えておいて下さいね!』


東「そうか?じゃあ俺は上手い酒がいいな…。
最近ウイスキーにハマっちまって。」

『了解です!調べておきます!』

梢「私は最近行ってなかった海外旅行のための連休取りたいのよねー。
だからその時は美緒ちゃんに色々仕事任せちゃうから覚悟してね?」

『もちろんです!
1週間でも1ヶ月でも行ってきて下さい!』

東「あほか!
そんなに休まれたら俺達も困るだろ!」

『……ですね………。』


4人で笑い合って話していると
看護師さんが部屋に来て、私の検温の時間となってしまったので
社長達は帰って行った。


本当にあの3人には頭が上がらないな……。
お礼するだけじゃ全然足りないんじゃ無いかと思うくらい
世話になっている気がする。



そして、またまた次の日。

今度は高木くんと美和子ちゃんがお見舞いに来てくれた。
なぜか大量のお見舞いの品を持ってね……。



『…ねぇ、この量は一体何なの?多くない?』

2人が持ってきたお見舞いの品は、
お菓子やお花、暇つぶしグッズの本やゲーム、
新品の服や寝巻きなど……ダンボール4箱分に入れられていた。


高「あはは。ですよね…。
でも先輩方が持って行けってうるさくて…。」

佐「えーっとですね、
こっちが交通部からで、こっちは刑事部のみんなからです。
あとは総務部と、警備部と警務部の人たちも渡して来ました。
さすが美緒先輩。相変わらず大人気ですね!」

いやいや…この量からして
ほとんど会ったことない人たちからのお見舞いの品だよね!?
交通部なんてほとんど知り合いいないのに、
なんで私のこと知ってるわけ!?

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