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《降谷夢》bonheur {R15}

第22章 聖夜



コ「美緒さんなら大丈夫だと思うけど
誰かにつけられたりしてないよね?」

『それは大丈夫だったけど……
何でそんなこと気にするの?』


コナン君の後ろを着いて行きながら
質問の意図が分からなくて理由を聞いたけど…

その説明は後でちゃんとするって言われたので
とりあえず今は黙って着いて行くことにした。


通された一室はとても広いリビングで…
大きなテレビに大きなソファー、テーブルが置かれていた。



コ「すぐ戻るから適当に座って待っててね!」



コナン君は私をリビングに通すとすぐ
扉を開けて出ていった。

家主に挨拶も無しに座るのは気が引けたので
私は立ったまま待つ事にした。


その後、本当にすぐコナン君は戻ってきたのだが…



隣には今日クリスマスマーケットで会った
昴さん、と呼ばれていた眼鏡の男性が立っていた。


「こんばんは。またお会いできて嬉しいです。」

『…どうも。コナン君に呼ばれてきたとは言え、
夜分遅くにお邪魔してすみません…。』

「僕がコナン君に頼んであなたを呼んでもらったんです。
色々とお聞きしたい事があったので…
ちなみにこの家の家主は僕ではありませんよ。」


目の前の男は明らかな作り笑いをして話してきたが
私は先にコナン君に質問する事にした。



『ねぇ、コナン君。
ここは誰の家なの?表札に工藤って書いてあったけど。』

コ「僕の親戚の人のお家だよ!
今は昴さんが居候してて、ちゃんとこの家の持ち主には
許可をもらってるよ。」


『そうなんだ…じゃあコナン君とこの男性の関係は?
友達とか?』


「友達……というより同志かな?」

…何でFBIと小学生が同志なの!?
意味不明!!


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