第22章 聖夜
おい…!言い逃げするな!!
勘違いじゃなかったんだ…!
っていうか何であんな顔になってるの?
FBIって言ってたし、もしかして変装?
何のために?
……考えても全く分からない負のループ。
っは!
それより!今は仕事しなきゃ!
私はコナン君達の方を最後に一度チラッと見て
秀一くんであろう眼鏡の男性が昴さん、と呼ばれているのが聞こえて、そのまま仕事場に戻った。
…昴さんって名前、絶対偽名だよね。
コナン君を通して、あの男性にもう一度日を改めて会って
秀一くんだって確かめよう。
本当に秀一くんかどうか
ちゃんと確認してから零くんに言ったほうがいい気がしたので
とりあえずあの人のことは黙っていることに決めた。
黙っているのがバレたら絶対怒られそうだけど…
秀一くんも、何か訳があって変装しているのかもしれないし
話を聞いた時に、その事も確認しよう。
頭の中で今後のことを整理し終わった私は
仕事に集中して夜8時頃までの警護は
特に大きな事が起こるわけでもなく、無事に終了した。