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《降谷夢》bonheur {R15}

第3章 監禁






しかし……

校内全部を探したが
美緒を見つけることは出来なかった。


くそっ……!どこにいるんだ美緒……。




校舎内にいないとなると校外で何かあったのか…?

いや、もし何かあったとしたら
美緒のことを教官が体調不良で欠席なんて言うはずがない。

彼女を見つけて欲しくない誰かが、
教官に嘘ついたとしか考えられない…。


松「だめだ…やっぱり校舎内のどこにもいねえよ…。」

瑞「トイレとか更衣室も探したけど、どこにもいなかった…」

諸「どうする…?一度教官達に報告するか?
そうすれば美緒ちゃんのことを体調不良って言ったやつもすぐ分かるだろうし…。」


降「いや、もう少し僕達だけで探してみよう。
大事になってもしあいつの身に何かあったら危険だ。」


伊「そうだな…。あと探していない場所ってなると…」




「………あの〜…」



全員で考えていると、後ろから声をかけられたので
振り向くとそこには別の教場の男が1人立っていた。

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