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《降谷夢》bonheur {R15}

第21章 復讐


翌朝ーーー


ベットで目を覚ました私は
隣を見てみると、すでに零くんの姿はなかった。


昨日はもう何回求められたか覚えてない…
そしていつ眠りについたのかも覚えてない…

髪を乾かさずに寝ちゃったからギシギシで
たくさん汗をかいたせいで体はベタついている…


とりあえずベットから出てシャワーを浴びることにした。


寝室を出てリビングに行くと
机の上にはいつも通り朝ごはんが作ってあり
メモ用紙も一緒に置かれていた。



[今日は一日ゆっくり休めよ。]



『……。』


体がしんどいのは貴方のせいですけどね!?


っていうか、あの人もそんなに寝てないよね?
今日は仕事みたいだけど大丈夫なのか…?


零くんの化け物並みの体力にゾッとしながら
シャワーを浴びる為に浴室に向かった。


その後は作ってもらった朝ごはんを食べて
一日中ソファーの上でゴロゴロしながら過ごした。


ぼーっとテレビを観ていたら近くに置いていたスマホが振動し
どうやらメールが届いたみたいだ。

メールの画面を開くと零くんからで
その内容を見た私は驚いた拍子にソファーから落ちた。


『いったぁ……!な、なに、このメール……!!
私何かしたっけ!?』


零くんが帰ってくるまで、私はずっと頭を悩ませていた。


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