第21章 復讐
翌朝ーーー
ベットで目を覚ました私は
隣を見てみると、すでに零くんの姿はなかった。
昨日はもう何回求められたか覚えてない…
そしていつ眠りについたのかも覚えてない…
髪を乾かさずに寝ちゃったからギシギシで
たくさん汗をかいたせいで体はベタついている…
とりあえずベットから出てシャワーを浴びることにした。
寝室を出てリビングに行くと
机の上にはいつも通り朝ごはんが作ってあり
メモ用紙も一緒に置かれていた。
[今日は一日ゆっくり休めよ。]
『……。』
体がしんどいのは貴方のせいですけどね!?
っていうか、あの人もそんなに寝てないよね?
今日は仕事みたいだけど大丈夫なのか…?
零くんの化け物並みの体力にゾッとしながら
シャワーを浴びる為に浴室に向かった。
その後は作ってもらった朝ごはんを食べて
一日中ソファーの上でゴロゴロしながら過ごした。
ぼーっとテレビを観ていたら近くに置いていたスマホが振動し
どうやらメールが届いたみたいだ。
メールの画面を開くと零くんからで
その内容を見た私は驚いた拍子にソファーから落ちた。
『いったぁ……!な、なに、このメール……!!
私何かしたっけ!?』
零くんが帰ってくるまで、私はずっと頭を悩ませていた。