• テキストサイズ

《降谷夢》bonheur {R15}

第19章 憧憬


『……なんでみんながここにいるの……』


そう呟いたらすぐたまたま小休憩の時間になったので
わたしはその人達の元に向かった。


歩「美緒お姉さん!
道着すごく似合ってる!かっこいい!」

『ありがとう、歩美ちゃん。
それより……何でみんなここに来てるの?』

子供達の存在に気付いた蘭ちゃんも走って駆けつけて来た。


コ「ごめんね、美緒さん…。
蘭姉ちゃんから、今日美緒さんがコーチするって聞いて…それをこいつらに僕が話したら、見学に行きたいって言われちゃって…。」

蘭「すみません、美緒さん。
私がコナン君に話しちゃったから……」

『あー…いや…
別に見学に来てくれたのは全然いいんだけど……


なんで、松田くんと萩原くんもいるのかな……』


萩「いやぁ、今日は俺と陣平ちゃん非番でさ。
車でドライブしてたらこのボウズ達とたまたま会ったんだよ。
そしたら美緒ちゃんが部活のコーチしてるって言うから
暇だったし見に来たんだよ。」


……この暇人め!
見に来なくていいわ!!


松「この後、試合形式で組み手もやるんだろ?
面白そうだから見させてもらうぜ。」


『はぁーーー…
私は別にいいんだけど、部活の邪魔しないでね?
松田くんと萩原くん、子供達のことちゃんと責任持って見ててよ?』


萩「分かってるって!
それより今時の女子高校生ってみんな可愛いね〜。」


…だめだ、この人。
全く頼りにならない……。

それに2人とも容姿が目立つから、
女の子達めっちゃ見てるじゃん!


わたしがため息を吐いていると、
休憩終了の合図があったので
わたしと蘭ちゃんは再び練習場所に戻った。


後ろからは、「頑張って〜!」と
賑やかな子供達の声が聞こえてきた。


/ 1020ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp