第19章 憧憬
降谷くんの彼女ではあるけど、
安室さんの彼女ではないからなんだか少し複雑な気分。
降「皆さんに祝福してもらって本当に嬉しいです。
ね、美緒さん?」
『あはは。そうですね。
ちょっと恥ずかしいですけど…』
降「美緒さんは照れ屋ですね。
でも…そんなところも可愛いですよ。」
『……っ!!』
この人は…
人前なのに平気でこんなこと言える人だったんだ…。
わたしがさらに恥ずかしがっていると
また3人はきゃーきゃー騒いでいた。
園「んもー!安室さんベタ惚れじゃないですか〜!
ラブラブで羨ましいーーー!」
梓「でも美緒さん、
安室さんなかなかモテるんですよ?
ポアロの女性客はほとんど安室さんのファンです。」
まぁ…そうだろうね。
金髪だけどめっちゃかっこいいし。
昔から女性に人気あったもんな〜。
『そうなんですか?
じゃあよそ見されないように気をつけなきゃ。』
蘭「美緒さんなら大丈夫ですよ!
だって安室さんがベタ惚れなんですから。」
ベタ惚れ……
本当にそうなら嬉しいな…。