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《降谷夢》bonheur {R15}

第18章 説得



私たちは朝食を食べ終えたあと
身支度を整え、一緒に部屋を出た。


「じゃあ…またな、美緒」

『うん。体に気をつけて頑張ってね。』

わたしは職場に向かう為歩き出そうとしたら
降谷くんが私の手を引っ張り、
口にちゅっと優しいキスをされた。

『ちょ…っと!!ここ外だよ!?』

「誰も見てないから気にするな。」

『…ばか……。』


ずるいなぁ、もう…。
離れがたくなっちゃうじゃん…。



「また連絡する。」

そう言われてお互いを見送り、私達は仕事に向かった。



ちなみに
協力者を引き受ける話は、
降谷くんが上司に話しておくとのことで
また何かあれば風見さんから連絡が来るそうだ。


降谷くんは、私のことを守るって言ってくれたけど…
私も降谷くんのこと守れるように頑張ろう。


最近体が鈍ってる気がするから
今度久しぶりに
美和子ちゃんに相手してもらおうかな?


いつ何が起きてもいいように
備えておくに越したことはないよね。



とりあえず今日も仕事を頑張ろう!と意気込みながら
私は会社までの道のりを歩いた。



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