第16章 告白
光彦くんと話し終わると松田くんが立ち上がり、
私の腕を掴んできた。
松「もう飯も食い終わったし、
俺達はデートの続きさせて貰うからな。
じゃあな、ボウズ達。」
そう告げるとそのまま歩き出し出口に向かった。
………強引ですよ、松田くん。
子供達が後ろで文句言ってるのが聞こえる…
そしてそれを宥めてくれてるコナンくんや阿笠博士の声も。
『あ、松田くん…わたしもお金出すよ?』
「いいって。今日は一応デートなんだし
俺に払わせてくれ。」
『…そう?…じゃあお言葉に甘えて…。
ありがとね。』
「それより俺の買い物付き合ってくれよ。
今度、萩の姉貴が誕生日なんだ。
小さい頃から世話になってるから
なんか買ってやろうと思ってな。」
萩原くんお姉さんいたんだ…
たぶん萩原くんと同じで整った顔してるんだろうなぁ。