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《降谷夢》bonheur {R15}

第16章 告白


『光彦くん、大丈夫?立てる?』

光「はい…。大丈夫です…」

男「!!へぇ〜。お姉さん結構美人じゃん。
俺たちの席で一緒に食わない?」

『光彦くん。みんなが待ってるから席戻ろっか。』



男の声を無視して光彦くんに話しかけると
男はわたしに手を伸ばしてきた。



男「おいおい。無視してんじゃねーよ!」


腕を掴まれたので、
男の手首を軽く捻り上げて壁際に追いやり
腕を首元に置いて壁に押さえつけた。


男「っ、いってぇな!なにすんだ…よ………」


私は顔を少し近づけて男の口に自分の人差し指を押し当てて
黙るように促した。


『なんだ。すぐ大人しくなってくれるなんて
あなた、思ったよりいい人ね?』

「っ…」


男性は少し照れてるのか、赤面しているように見えたので…




『私の連れの子供を突き飛ばしたこと
今回は許してあげるから…もう同じことはしないで、ね?』


男「あっ、は、はい…!!どうも、すみませんでした!!」



私は男達に笑顔を向けて、光彦くんと席に戻った。


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