第16章 告白
『かっこいいね〜BMW5シリーズ。初めて乗ったよ。』
「だろ?必死で金貯めたからな。」
『あー…分かる。私もめっちゃ節約した。』
「お前は何乗ってんだ?そういえば見たことねぇ。」
『アウディTTクーペ。
○ラインコンペティションプラス』
「っ!?お前それ…200台限定の車種じゃねーか!!」
『うん、どうしても欲しくて無理して買っちゃった。』
「すげーな…まだ見たことねぇから今度見せてくれよ。」
『…弄ったりしないならいいよ。』
「…努力する。」
なに残念そうな顔をしてるんだ。
松田くんにわたしのアウディ見せたら
全部解体されそうだな…。
話をしながら車で走ること30分。
最近できたばかりの大きなショッピングモールに到着した。