第15章 動揺
side 降谷
美緒と最後に会った日から2日経ち、
今はポアロのバイト中。
まだ2日しか経っていないのに
美緒の顔が見たくて仕方ない…
「……はぁ…」
梓「珍しいですね!
安室さんがため息つくなんて…何かあったんですか?」
…無意識にため息が出ていたのか…
これは重症だな。
「何でもないですよ。
ちょっと探偵業の方で難航していることがあるだけです。」
梓「そうなんですか?
てっきり美緒さんに振られてしまったのかと思いました〜」
「…フラれてないですよ。
まだまだこれから長期戦で行くつもりですからね。」
もし本当にフラれたら
しばらく立ち直れないだろうけどな…。
カランカラン
梓「いらっしゃいませ〜!あ、萩原さん!こんにちは!」
萩「こんにちは、梓ちゃん。今日もかわいいね〜!」
僕と梓さんが話していると萩原が客として店に入ってきた。