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《降谷夢》bonheur {R15}

第14章 謝罪




……はい?




『ふっ、あはははは!』

「…何がおかしい。」


『だって!真剣な顔して何聞いてくるのかと思ったら!
はははっ、前田さんはね、既婚者だよ?
娘さんも1人いて
上司としてはすごく尊敬してたけど、ただそれだけ。
家族のこと溺愛してて惚気すごかったんだから。』


「……そうか…ならよかったよ。安心した。」


安心…?
一体何に安心したんだろうか?
不倫してなくてよかったー!とか?


「……なんで僕が安心したのか、
分かってない顔してるな。」


はい。その通りでございます。


『だって分からないもん。
降谷くん言葉足らずなところあるし。』


「……。確かにそうかもな。
でも今言うのはやめとくよ。
今日はもう夜遅いし、また今度改めて話す。」


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