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《降谷夢》bonheur {R15}

第14章 謝罪


「……一度、会ってみたかったな。
美緒のお婆さんに。』

『お墓はアメリカにあるから今度写真見せてあげるね。』


「ああ。
…美緒、全部話してくれてありがとう。
辛いことを思い出させたな…ごめん…。」

『降谷くんは悪くないよ!!
わたしが隠してただけだし…』

「お前が……そんな辛い思いしてた時に
僕はそばにいてやれなかったから…それがすごく悔しいよ。」

『っ……』


そう呟いた降谷くんは
今まで見たことがないくらい悲しそうな顔をしていた。



『違うよ降谷くん…。
あの時の私は、前田さんがいなくなった現実に耐えきれなくて
目を逸らしてただ逃げてただけなんだよ…』


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