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《降谷夢》bonheur {R15}

第2章 対戦



「大丈夫か?
どこか怪我してたり痛いところないか?」



降谷くんが防具を外しながら
私の隣に座って声をかけてきた。



『大丈夫っ、ちょっと疲れただけだから。
ここまで本気でやったことなかったの。』



ようやく呼吸落ち着いてきたので、
普通に返事することができた。

彼も汗はかいているが、呼吸はすでに落ち着いてる。
…さすがとしか言いようがない。



「それにしても
若山がここまで強いとは思ってなかったよ。
僕も色々勉強させられた…昔から空手を習っていたのか?」

『うん、そう。他にも柔道、合気道、ブラジリアン柔術、截拳道を習ったよ。
でも1番使いやすいのは空手かな。小さい頃から親に色々習わされたの。』

「なるほどな。」



2人で会話していると
見学していた彼らがこちらに近づいてきた。   

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