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《降谷夢》bonheur {R15}

第10章 発見


「さて、話はこのくらいにして…
僕との約束を破って勝手に外出したんだから
そろそろお仕置きしてやらないとな。」


…お仕置き!?


『は!?やだよそんなの!!』

「お前に拒否権なんてない。
痛いのとくすぐったいの、どっちがいい?」

『どっちも嫌!!』

「そうか、痛い方でいいのか。」

『人の話聞いてる!?両方嫌だって言ってる、の…

っ!!いったああああああい!!!』


降谷くんは私のおでこに強烈なデコピンをしてきた。


それはもう痛くて痛くて…
涙が出るほど痛かった……


「今回は僕だけじゃなくて、みんなにも心配かけたんだ。
これに懲りたら危ないことに首突っ込むなよ。」


あまりの痛さにおでこを押さえて悶絶していると
降谷くんはそう言ってきた。

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