第10章 発見
「でもよく分かったな。
帝丹が付く学校は、小中高大とあるのに。」
『今日は日曜だから、普通学校は休みでしょ?
この辺の学校で
日曜だけど人が集まってる学校を調べてたの。
他にも3校くらい候補があったんだけど、
ヒントのEVITで帝丹高校だってわかったよ。』
「普通そんな簡単にはわからないと思うが…
僕はコナン君に聞いたんだ。
二つ目の場所は帝丹高校で、美緒もそれに気づいたってな。」
『降谷くん、コナン君と仲良かったんだね。
ゼロってことも知ってる?』
「いや、それはまだ知らない。
でも彼は恐ろしい子だよ。」
『ふふっ。まだ、なんだね。
降谷くんでも恐ろしいって思えることあったんだ。』
「言わないだけでたくさんある…。」
…それは意外だ。