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《降谷夢》bonheur {R15}

第9章 爆弾


最後の一言は余計だが、
あれはもう、告白みたいなものだろう…。

好意を寄せる女にあんな可愛いことを言われたら
いくら僕でも我慢出来るわけがない…


風呂上がりのあいつを抱きしめた時、
ずっと嗅いでいたくなるような甘い香りがして…
頭がくらくらした。


キスをしている時は表情が可愛くて……
キスだけで、いっぱいいっぱいになっている美緒が
たまらなく愛おしくて、何度も何度も口付けてしまった。



しかも終いには気づいたら押し倒していたな…


あの時スマートウォッチのアラームがならなかったら
正直どうなっていたかわからない…


美緒が嫌がることを
無理矢理していたかもしれないな…


そう考えるとゾッとする…


アラーム機能に感謝だな。

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