• テキストサイズ

《降谷夢》bonheur {R15}

第2章 対戦


教官室を出て、
私たち6人はさっそく誰が相手をするか話し合いをすることになった。


『私は誰が相手でも大丈夫だよ?
手加減とかしなくていいし、怪我しても責めたりしないから』


伊「そうは言っても、こいつらみんな手加減ってもんを知らねえからな。唯一出来そうなのは諸伏だけど…」

諸「ごめんね。
俺明日は別の教官から少し買い出しを頼まれてるんだ。
時間的にちょっと間に合いそうにもなくて…」


…正直な話、諸伏くんがよかった。
だって残りの2人は絶対負けず嫌いっぽいし、
本気でかかってくるよきっと…。


萩「じゃあ残るは降谷ちゃんか陣平ちゃんだな。」


松「俺はごめんだね!
何で女の相手しなきゃなんねーんだよ。
それに俺、殴り合いの方が好きだし。」


『あー…松田くんってそんな感じ。
殴り合い向いてそう。でもたとえ殴り合いでも私が勝っちゃうから、負けた時に恥かいちゃうもんねー。』


この前の仕返しで意地悪を言ってやると
分かりやすく顔を歪めた松田くん…


松「ああ!?てめえ今なんて言った!?」


『弱い犬ほどよく吠えるって言ってるつもりだけど?』

「てめぇ…!』

あ、ますます顔歪んでる。





/ 1020ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp