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《降谷夢》bonheur {R15}

第9章 爆弾


『…はぁっ……、っ!ん…………』

最初は優しいキスだったのに、
何度か顔の角度を変えてキスをしていると
激しいものに変わっていった。

『ふ、降谷……く……ん……、っ!!
ちょっ…と……、…待っ……て……?』


「責任取れって言っただろ。
それに…………」

『…?』



「あんなこと言われて、我慢出来るわけないだろ。」

『っ、!?』


そう呟いた降谷くんは
今まで見たこともないくらい余裕がなさそうで
でもどこか色っぽくて…

そんなことを考えていると、
降谷くんはまたキスを再開した。


そのままソファの上に優しく押し倒されたが、
キスの雨は止まないままだだ。

『……っ、はぁ……っはぁ……降谷く…ん……』

「美緒………可愛い…」

『っ…、ひゃぁ……っ!』

降谷くんは私のルームウェアの裾から手を忍ばせて
直接背中を撫でてきた。


どうしよう、どうしよう!?


私がめちゃくちゃパニクっている最中、





ブーーーー、ブーーーー





降谷くんが腕に着けているスマートウォッチが振動した。

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