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《降谷夢》bonheur {R15}

第9章 爆弾



恐る恐る顔をあげて降谷くんの顔を見ると
口元を押さえて、顔を赤くしている降谷くんがいた。

『降谷くん……なんか、顔すごく赤い…』
「……誰のせいだと思ってるんだ、ばか。」

『だって…早く言えって言ったじゃない……』
「そんなこと言われるなんて普通思わないだろ。」

じゃあなんて言われると思ってたの……


「はぁ……


………煽ってきたのは美緒だからな。」



『!?煽るって、何…を………!?』



降谷くんは私の腕を引いて、少し荒々しく私を抱きしめた。


何が起きたのか分からなくて
一瞬フリーズしまうくらいに驚いた。


『ふ、降谷くん?あの…』
「うるさい、少し黙ってろ…」


うるさいって……


じゃあこの状況どうしたらいいの!?


仕方ないのでそのまま大人しく抱きしめられていると、降谷くんがようやく口を開いた。



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