第9章 爆弾
さすがにそれは遠慮したんだけど、
そうしないと
包帯を取り替えてやれないとか言うから…
しぶしぶ私は着替えを持ってお風呂に入った。
擦り傷のところが少しお風呂で沁みたので、
あんまり長風呂せずにお風呂を出た。
ルームウェアを来てドライヤーで髪を乾かした後リビングに戻ったら
降谷くんはソファに座りテレビを見ながら寛いでいた。
「美緒、手当するからこっち来てくれ。」
『うん…お願いします…。』
私は降谷くんの隣に座って
腫れてるところには湿布を貼ってもらい
傷には消毒をして、包帯も器用に巻いてくれた。
どうしよう…距離が近いせいか、すごく緊張してきた……
ただでさえ降谷くんの顔
めっちゃかっこよくてやばいのに……
こんな近い距離でいると
私が緊張してドッキドキしてるのバレちゃいそうだ……