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《降谷夢》bonheur {R15}

第9章 爆弾


『え、もうご飯できたの!?』

「ああ。簡単なものしか作ってないけどな。
一緒に食べよう」

ダイニングテーブルをみると
炊き立てご飯、お味噌汁、お浸し、
肉じゃが、焼き魚まで揃ってる。



『すごすぎ…こんな豪華な和食まで作れるようになってたんだ…。』

「料理作るの結構好きなんだ。
ヒロと時々作ったりもするしな。」

『本当に美味しそうっ!いただきまーす!』



箸をつけて口に運ぶと、全部絶品だった。


『おいしーい!』

「美緒は相変わらず美味そうに食べるよな。
昔と全然変わってない。」

『だって本当に美味しいんだもん。
…そういえば、警察学校にいる時にも
2人でご飯食べに行ったよね、定食屋さんに。』

「ああ、覚えてるよ。
僕はまだ時々食べに行ったりする。」

『そうなんだ!私も今度行こうかな…』

「安室透としてなら、いつでも連れてってやる。
もちろん、デートとしてな?」

『……その、安室透さんを演じるのって疲れない?』

「全然。美緒相手だから楽しいよ。」

……それはどういう意味なんでしょうか…。

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