第9章 爆弾
「きっとお前のことだ。
大した怪我じゃないって言って
絶対大人しくしてなかっただろ?
だから僕に美緒のそばにいてやって欲しいと頼んできたんだ。あいつらは捜査で忙しいからな。」
…降谷くんも公安の仕事とかで忙しいんじゃないの?
内心そんなことを考えていると…
「今日は爆弾騒ぎでポアロも早めに店を閉めたんだ。
まだ別の仕事があるが、もう少しだけ一緒にいてやれる。」
…もう!人の心の声を読むな!!
来てくれたのは嬉しいけど
なんだか悪いから大丈夫って言おうとしたんだけど…
たぶんもう何を言っても無駄だと思い
そのままのんびり過ごさせてもらうことにした。