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《降谷夢》bonheur {R15}

第9章 爆弾


「全く……捜査一課の連中に偶然会ったとはいえ、
爆弾が仕掛けられてるかもしれない車に向かっていくなんて…ほとんど自殺行為だぞ?」

『うっ…だって体が勝手に動いちゃったんだもん…』

「だってじゃない!
今回はその程度の怪我で済んだから良かったが
もしかしたら命を落としてたかもしれないんだ!」



降谷くんは怒鳴りながら私の腕に巻かれている包帯の箇所を
すごく悲しそうな目で見てきた。



そんな顔されたら…謝るしかなくなるじゃん………



『…はい。ごめんなさい………。』

「頼むからもう2度とこんな無茶はやめてくれ。
心臓がいくつあっても足りない…。」

『気をつけます…。ていうか、なんで伊達くんが
降谷くんのところにわざわざ私のこと伝えに行ったの?』

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