第9章 爆弾
『ソファーに座ってて。今お茶淹れてくるから。』
私がキッチンに行こうとしたところを
降谷くんは私の怪我をしていない方の腕を掴んで止めた。
「お茶なんかいれなくていい。
それじゃあ僕が来た意味がないだろ…。」
『でも…一応お客さんだし。』
「……はぁ、ポアロからテイクアウト用のコーヒー持ってきてる。お前は怪我人なんだから座ってろ。」
なんでため息!?
でもコーヒー持ってきてくれたのは嬉しい。
降谷くんが入れるコーヒー美味しいから。
私ははお言葉に甘えて、
ソファーに座ってくつろぐ事にした。
…そしてそのまま、説教タイムに突入した。