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《降谷夢》bonheur {R15}

第9章 爆弾





アパートの自室に入りリビングでくつろいでいると、
スマホから着信音が聞こえた。


誰だろう?と思ってみると、
なんと降谷くんからの電話だった。



……。

え、降谷くん!?


この前教えて貰った電話番号は登録しておいたけど
かかってくるのは初めてで私は通話ボタンを押し電話に出た。


『も、もしもし?どうしたの?』

「お前が爆発に巻き込まれて怪我したって
班長から聞いたんだ。大丈夫なのか?」

『うん、大丈夫。擦り傷と打撲だけだよ。
さっき松田くんに家まで送ってもらったの。』

「そうか…心配だから今から美緒の家行く。
場所教えろ。」

『は!?そんな…!大丈夫だよ!
こんな怪我すぐ治るって!!』

「早く場所言えよ。言わないんだったら
お前のスマホのGPS辿って自力で見つけるが。」


『…米花町3丁目、○○っていうアパート。203』

「分かった。すぐ行くから待ってろ。」

……電話…切りやがった…。


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