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《降谷夢》bonheur {R15}

第73章 隻眼




明日はちょうど仕事が休みだから
直接話を聞きに行くのはいいんだけど…



なんだろう…


なぜだか分からないけど…すごく嫌な予感がする…。






「…おい、若山。」

『…?はい。』

「無茶なことだけは…するんじゃねーぞ?」

『っ、分かってます。』





どうやら社長も
今回協力者として私に依頼が来たことに
いつもと違う何かを感じ取っているようだった。



…さすが、私が尊敬する社長なだけある。





…まぁ、私がいつも危ない事に首を突っ込むから
心配かけさせてるっていう理由かもしれないけど。




でも私は、たとえどんなに危険なことでも
頼まれた依頼は全力でやるつもりだ。


私の力で役に立てることがあるなら
どんなことでもやり通す…


そうすればきっと、零くんの力にもなれるはずだから。




大切な旦那様を公私共に支えるのは
彼の奥さんである私の、大事な仕事だからね。






ーーー…










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