第15章 届いた
「凄いな‥俺厳しい家だったらとっくに弓道やめてたかも」
七緒はそう言うと遼平は頷いた
「わかる‥俺も耐えられないかも‥だって褒めてくれないとかさ‥」
「芹沢さんそれでもは弓道をやめなかったんですよね?」
「はい!弓道を辞めるという選択肢を与えてもらえなかったのもあるとは思うのですが‥様は弓道が大好きなんです」
芹沢はそう言って笑った
「弓道が大好きなのは射見ればわかる」
七緒は海斗を肘で叩いた
「なんだよ七緒!」
「あ!芹沢さん俺と静弥ここで大丈夫です!」
芹沢は車を止めた
「ありがとうございます!」
静弥は頭を下げた
「湊と静弥!またね!」
「バイバイ」