第15章 届いた
「芹沢皆を頼む」
「幸平様は?」
「私はちょっと寄るところがあるから先に帰っていてくれ」
「かしこまりました!」
湊達は車に向かった
「あ‥そっか!はマサさんの車か」
「恋人だもんね!あの二人!」
「では皆様車にお乗りください!お好きな席へどうぞ」
芹沢はドアを開けそう言った
「皆様出発しますよ」
「「「「「はい!!!!!」」」」」
芹沢は車を走らせた
「があんなに泣く姿初めてみたよね?」
遼平がそういうと七緒は頷いた
「様今日の試合で初めて幸平様に褒められたんです!」
「え?」
「今までは勝っても優勝してもそんなの当たり前と言って一度も褒めてはくれなかったんです」