第12章 弓道場
「かっちゃんと静弥も来ればよかったのに!」
「今度誘えばいいよ!二人!」
は弓を手にした
(もう自分のことを僕っていうのはやめよう‥次の大会で自分の射を‥今の射を父さんに見てもらおう)
は矢を放った
「‥の射‥綺麗‥」
「え?」
「わかる!わかる!」
滝川はの頭に手を置いた
「芹沢!次の大会頼むな?幸平さんを必ずつれて来い!」
「はい!おまかせ下さい!!」
「大会もうすぐか‥‥」
「俺緊張してきたよ!!」
七緒は遼平の背中を軽く叩いた
「大丈夫だって!遼平!大丈夫!大丈夫!」
「本当?」
「うん!大丈夫!」