第4章 君が
次の日の放課後遼平は急いで湊の所に走った
湊は駐輪場で自転車の鍵を外していた
「み‥湊!!」
「‥遼平」
「はぁ‥はぁ‥良かったまだいた‥あのさ!今度大会があるんだけど‥」
「俺は大会には‥」
遼平は湊の手を掴んだ
「団体戦に一緒に出ようよ!!湊!!五人いないと出れないんだよ!!」
「遼平!俺じゃなくてもがいるじゃないか」
「は団体戦には出ないって!個人戦には出るみたいだけど‥だから湊!!一緒に団体戦出ようよ!!俺!湊と弓道やりたいんだよ!!早気がすぐにはなおらないと思う‥でも!」
「‥ごめん遼平俺買い物行かないと」
湊は自転車を漕いだ
「湊ー!!待ってるからなぁぁぁ!!」
遼平は大きな声で叫んだ