第3章 大丈夫
「早気はそう簡単になおるものじゃない‥」
「静弥‥‥それはそうだけど‥‥」
「遼平!とりあえず落ち着きなって!今は練習!練習!」
七緒は遼平の背中を軽く叩いた
「は個人戦にこだわってんの?」
「別にそういうわけじゃない‥団体戦には興味ないだけ」
「団体戦も悪くないと思うけど?」
「団体戦は出たい人で出ればいい僕には関係ない」
七緒はの腕が赤くなっている事に気づいた
「それどうしたの?怪我したの?」
「‥‥‥!!」
「ぶつけた?」
「何でもない!!」
「そう?なんか‥ごめんね」
は弓を置いた
(鳴宮のあの射をもう一度みたい)