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黄色い花の冠を君へ

第14章 これから…(フリスク)


ーーーおまけ

「今日はニンゲンの偉い人に会うんでしょ、フリスク?」

「うん」

「だからそんな着慣れてない服着てるんだー」

「ちょっと動きずらい…」

「アンダインとパパが付き添いに行くんだよね?」

「うん、サンズも誘ったんだけど趣味じゃないってさ。ノエラも一緒に来てよ」

「もちろん」

車でその偉い人がいる建物まで飛ばす。そこはとても大きかった。限りを探すと首が痛くなりそうだ
「んがああ!なんだここは!!」

「大きいねフリスク」

「そうだね、ちょっと緊張してきちゃった…」

「大丈夫だよ。難しいことならパパに任せればいいんだし」

「こらこら…(苦笑)」

車を出るとカメラを持った大人たちがこちらに近寄ってきた。マスコミというらしい。何回もフラッシュをはたかれ目を開けることができない。しかし、この人達から出てきた言葉に耳を疑った

「ついにあの地下に追いやったモンスターたちを従えたんですね!」

「一体どんな手を使ったのですか!?」

「代表になることに御家族はどうおっしゃいましたか!?」


何を言っているのだろう。彼は二つの間の仲介人としてここにいるのに何故私たちを倒したことになっているのだろうか。彼のほうを見るとカメラと質問に囲まれ、どう返すのが正解なのか分からずに狼狽えていた。ここで下手な返事を返せば大げさにことが伝えられるだろう

はめられた

ニンゲンはこんな風に相手をいいように誘導するんだ。

私は大人のずる賢さと謀略に憤りを感じた


「フリスク…」

「ノエラ?…んむっ!?///」

一瞬時が止まったことを私は確認した

「…………これでも彼が私たちを侵略したと?

今は貴方たちには要はありません。予定が押してしまうので通してください。でなければ法的措置を取らせていただきます」



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