第7章 再会
長い通路を歩き、食堂の入り口が見えたところで、そう言えばまだ夕飯を食べて無かった事に気づいた。
部屋戻る前に何か軽く食べて行こうかな…
前を歩く國神さん達に伝えようとした時、メンバーの足が止まった。
ん?どうかしたのかな…?
食堂の入り口から中を覗き、コソコソと何か話している。
何を見てるんだろう?と私も後ろの方からそっと中を覗き込むと………
ーーー玲王、凪っ、、、‼︎⁉︎
食堂には玲王と凪、それにメガネを掛けたチームVのメンバーらしき人が座っていた。
思わず声を出しそうになったのを何とか堪えたけれど、すぐ隣にいた國神さんは私の異変に気付いたようで、、、
「?どうかしたか?」
と顔を覗き込んできた。
『・・・いや、、その、、、』
ど、どうしよう、、、。
いつまでも逃げ隠れしてる訳にはいかないのは分かってる。
けど今このタイミングで出て行くのはちょっとややこしくなる気がするし……。
ぐるぐると1人で思考を巡らせているとーーー、