第18章 三次選考 ノルマ
そう、私は今2ndノルマの語学学習のサポートをしている。
この先、世界で活躍するには海外の選手ともコミュニケーションを取っていかなくてはいけない。
その為には語学学習はとても重要なんだとアンリさんが熱弁していた。
そこでチームによって学力にバラつきがあるため、サポートが必要なメンバーを三次選考の進出メンバーが出揃うまでの間、見てあげて欲しいと頼まれたのだ。
まさかブルーロックで勉強を教える事になるとは夢にも思わなかったけど、私が唯一、彼らに教えられると言えば勉強ぐらいなものだし、役に立てるなら、と一つ返事で了承したけど……
自身喪失。。。
私、教えるの向いてないかも、、、。
このチームでサポートが必要だったのは言うまでもなく蜂楽さんだったのだけれど、この2日間の勉強の成果が"15点"という信じ難い結果を突きつけられてしまった。