第1章 幼馴染
『・・ふっ、、ふふっ、、、』
何だか難問が解けたような感覚に、思わず口元が緩みーーーー
『あ。』
バッ
慌てて木の影に身を隠す。
やばい、、、"なぎ"と目が合った⁈
でもネット越しだし気のせいかも、、、⁇
そう思い、もう一度木の影からそっと顔を覗かせると、
『ひっ、、、‼︎』
気のせいじゃなかったーーーーー‼︎‼︎‼︎
しかも不審者を見るような目でこっち見てるし‼︎‼︎
私はくるりと背を向け、その場から逃げるようにして走り去った。
こんな所まで観に来てた事を玲王には知られたくないっ‼︎‼︎
私のそんなくだらない思いなど知る由もしらない2人はーーーー