第12章 番外編 ゴッドハンド その①
「え〜〜…全然足んないんだけど。
、明日もまた来てもい?」
「なら俺も明日こそ頭の良くなるマッサージをしてもらいたい。」
不満そうに口を尖らせる凪と目を輝かせる斬鉄さんを前に、私は少し困ったように眉を下げた。
明日はすでに先約が入っている。
『えっとー……。明日は千切さんのケアがあるから、、その後でも良ければ、、、』
「分かった。じゃあ俺2番ね。」
「俺は凪の後、3番だな。」
そんな2人の視線が同時に玲王に向けられる。
「玲王もホントはのケア、受けたいんでしょ?
素直に4番て言いなよ。」
「俺はマッサージを受けてお前より賢くなるからな。」
「〜〜〜〜‼︎」
『あっ、でもーーー、、、』
さすがに夜の短い時間じゃ4人は無理だと思い口を開き掛けたところで、
「・・・分かったよ、じゃあ4番で…。」
耳を赤く染めた玲王がそっぽを向きながら呟いた。
その後、ごめん4人は無理だと断りを入れると同時、玲王が当たり散らしたのは言うまでもない……。
end…