第4章 君と未来永劫
おばさんを見送った後、私はキッチンに向かう。
冷蔵庫を開けて卵とベーコンを取り出すと、階段を降りる音がする。
「獅音、起きた? おはよー」
「はよ……」
眠そうにしている獅音に歩み寄り、銅に抱きついた。
「おばさんお仕事行ったよ」
「んー……俺の服着てんの……可愛い……」
「ふっ、ありがと。まだ眠い?」
半分目が開いていない状態の獅音の頭を撫でると、私の腰に手を回して甘えるみたいに頭を首に擦り付けた。
「眠いなら、寝ててもいいよ?」
「んー……」
「私一回帰るね。すぐ戻るから寝てて」
まだ寝ぼけている獅音をソファーに促して、私は再びキッチンに戻って冷蔵庫に卵とベーコンを戻しておく。
「……寝ないの?」
「ん……起きる……」
寝たと思った獅音に、後ろから抱きすくめられ、私は獅音の頭に手を置いた。
「帰んの?」
「ふふ、寂しい? でも、この状態だから」
獅音が抱きついたままだったけど、私は構わず制服のスカートを捲って見せる。
スカートの中は素肌で、下着は着けていない。
それを見た獅音の、寝ぼけ眼が見開かれ、あっという間に真っ赤になる。
「ふふっ……獅音、朝から元気だね……」
「お、お前のせいだろ……」
獅音の下半身が反応しているのが、スカート越しに感じられて、昨晩の行為が鮮明に思い出される。
「じゃぁ、私は獅音のせいでこうなってる……んっ……」
獅音の手をスカートの中に誘導する。
何も言わず、獅音が指を動かし始め、私はキッチンに手をついてガクガクする脚に力を入れる。
「あっ……んっ、しおっ……指じゃ、やぁっ……」
荒い息を吐き、獅音がズボンを脱ぐ音を聞きながら、期待にまた濡らした。
「っ……ぁっ……ぅ、くっ……」
「ん、はぁあぁっ……」
待っていた感触が入ってくるだけで、ビクビクと体を震わせて達する。
後ろから激しく突かれ、はしたない声を上げた。
「クソッ……あっ……今度からっ、キッチン、来れねぇっ……はぁ……」
「んっ、あぁっ……思い出し、ちゃっ、う? はっ、あっ……」
いっぱい私を刻みつけて、どんな時でも私で埋めつくしたい。
その願いを叶えるかのように、私は色んな場所で獅音を誘惑する。