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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第19章 インターハイ予選へ


澤村side



背中から抱きしめた花澄が
抗議をするようにこっちを振り返って見上げてくる



「ありがとな‥その気持ちだけで充分だ」




さっきまで緊張とか色んな気持ちで冷たかった指先が
小さな掌に包まれてじんわりと温かくなる



最後のインターハイ


もし負けたら



頭の中は色んなことが駆け巡っていたが
他の奴らの前で弱気な態度だけは見せるわけにはいかない



だからここ数日
正直言うとかなり心が張り詰めていたが




やっぱり花澄の力はすごい



俺の気持ちにも気付いて
柔らかく受け入れてくれる



その上で
優しく鼓舞してくれる



自分も一緒に戦っているからと




「本当に‥‥ありがとな」




『大地は最高の主将だよ』





ふわりと微笑む姿
触れた肌の体温
お風呂上がりかのような甘い香り


「っ‥‥動くなよ‥」



密着していた腰に俺の欲が
反応して当たってしまう



『ん‥?分かった!』





「それより‥またこんな格好して‥まさか配達の人とかにもその格好で出てないよな?」




昔からだが
締め付けが苦手な花澄は

家ではあまりに無防備で


キャミソールとショートパンツでいることが多かった



何度か注意はしたはずだが
この天然無防備天使はやはり危機感がゼロに等しい





『えっ‥ハンコ押すだけだし‥‥カーディガン羽織ってるよ‥?』




「‥‥‥まぁこの話は今度じっくり話そう。次からは上からトレーナーを着て、長ズボンを履いて出なさい。」




『ええっ?!暑くない‥?』




「暑くても、だ」




『はいっ‥!』





「よし‥じゃあそろそろ‥我慢が効かなくなる前に帰るかな」




『我慢‥?』




「こっちの話」




薄いカーディガンから透けた白い肌
柔らかな胸の谷間が上から見えて

正直インターハイ前じゃなかったら襲ってる




「じゃあ‥しっかり布団にくるまって眠りなさいよ?」



『はーい!』



「おやすみ、花澄」



『おやすみ!大地』




ニッコリと微笑んで見送ってくれる花澄のおでこにそっとキスをして
真っ赤になる顔を見ながら手を振った



心の中にはもう
前向きな気持ちしか残っていなかった
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