第18章 *近くなった距離
大きな手で腰をがっちりと掴まれているから逃げられない
下から腰を動かされる度にお腹の奥まで届くモノ
強すぎる気持ちいいがきておかしくなりそう
『ちょっ‥とっ‥‥きゅうけっ‥‥』
「まだストレッチの途中ですから頑張ってください」
『〜っ!!』
月島くんのモノはとっても大きくって
突き上げられるたびに息が止まってしまいそうになる
「ちょうどいいや‥こないだ買った鏡‥見えます?」
あの日の影山くんみたいに顔を赤くしたまま息を乱して
また悪戯に笑う
ふと隣を見ると大きな鏡に
寝転ぶ月島くんとその上に乗っかる私がみえる
真っ赤な顔をした自分の顔
月島くんが言うように
その姿はまるであの日ペアストレッチをした時みたいだった
「それにしてもずいぶんすんなりと入りましたね‥まさか東京で‥黒尾さんと‥‥いや‥さすがにそれはないか」
『っ!』
あの日の記憶が蘇って言葉に詰まると
動きがぴたりと止まる
「‥黒尾さんと何かありました?」
『えっ‥?!』
黒尾さんの名前を聞いて身体が熱くなって
無意識に目を逸らしてしまった
「は〜‥まさかもう黒尾さんにまで手をつけられたとは」
『っ‥なんっ‥でっ‥‥』
「影山‥‥青城の及川‥‥主将に‥‥黒尾さん」
『んぁっ‥そこっ‥ばっかりっ‥‥』
ねちねちと執拗に同じところばかりを突かれて
全身がとっても熱い
ぐちゃぐちゃで
まるで混ざり合ったみたい
とっても敏感になった身体がびくびくと何度も痙攣したみたいになる
お腹の奥がきゅっと締め付けられて
あまりの気持ちよさにもう何も考えられなくなってきた
「2度と僕以外の男にこんな事されないで下さいね」
『はっ‥ぁっ‥わかっ‥た‥ぁっ‥‥』
「僕が嫉妬深いってよく身体で覚えててくださいっ‥」
『〜っ!!』
ゆるゆると動かされていた腰が急に激しく打ち付けられて
目の前が真っ白になるみたいに頭の中まで響く気持ちいいが一気に来て
びくりと身体が跳ねる
「何回もイって可愛いですね花澄さん」
ふと見せる柔らかな表情にさらに体温が上昇する