• テキストサイズ

ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第13章 *それぞれの初めて


澤村side




ウエストのリボンを解いて



胸元のボタンを外す



「っ‥これ‥‥」




ゆっくりとワンピースを脱がせてやると



下着姿になった花澄の綺麗な白い身体に

赤い痕がついていた


嫌な予感がしてドキドキと鼓動が早くなる


綺麗な白い肌には
きっと影山がつけたであろうキスマーク




さっきまで二人がしていた行為を想像して
胸が締め付けられる





『大地‥ありがとっ‥』





そんな俺の様子に気付かずに
ふぅ‥と小さく熱い吐息をもらす





アルコールのせいで火照った身体に


潤んだ瞳






「他の奴に奪われるくらいなら‥もういいか‥」



嫉妬


欲情




俺が理性を失うのには十分すぎる条件が揃って
着ていたシャツを脱ぎ捨てる



そのまま性急に唇を奪うと花澄の身体がぴくんと揺れる




『っ‥だいち‥』




触れあう素肌が熱を持って
それだけでも興奮してしまう




『んっ‥はぁ‥っ‥は‥ぁ』




キスをする度にはぁはぁと小さく漏れる熱い吐息に
小さく跳ねる身体




「どうした?身体が辛そうだが‥」




『っ‥私の身体‥最近変なの‥お腹の奥がキュンってして‥今日だって‥』




「今日の話は今は聞かない」




『んっ‥』



「それで‥今もおかしいのか‥?どこがキュンってする‥?」




指先で綺麗な肌の上をゆっくりとなぞると長い足をすり寄せる




『いまも‥っ‥おかしい‥ここが‥キュンってするの‥』





顔を真っ赤にしたまま小さな手でお腹の下あたりを指差す




「どうすれば治る‥?」




『っ‥触ってほしい‥そうしたら治る‥』




とろりとした目で懇願する花澄をみて

今後一切
いくつになろうが俺以外の前でお酒は飲ませまいと心に誓う




本当だったら

俺の彼女になってから身体を重ねたかったし



お酒で記憶も残らないかもしれない花澄とこういった行為をするのはどうかとも思ったけど



影山に奪われたかもしれない花澄の身体を


今すぐに俺のものにしたかった




「触るだけでいいのか‥?」




大きな瞳をまっすぐに見つめると
瞳の奥が少し揺らいで




小さな声で答える



/ 376ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp