第2章 五条悟との出会い
小さい頃からよく親に聞かされた話
私の家系は先祖代々特別な力を持って生まれるらしい
その特別な力は様々で、100年に一度生まれる能力もある
それは女性のみが持って生まれ、女性が生まれた場合危険に晒されることがあるという
そして1000年に一度生まれる、いや今までの先祖の中で初代ともう1人しか持って生まれたことのない能力の存在
初代と同じ能力を持つものが生まれれば家が繁栄するとまで言われた
そんな存在が私だった
小さい頃から蝶よ花よと育てられた私、そしてそうでない兄弟や親戚の子供たち
蘆屋家の子供内での格差は酷かったと今にして思う
そう、今から語るは過去の話