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第7章 柳青藍(ヤナギ セイラン)
奇抜な格好の彼女は気を遣ってくれたのか、咄嗟にいつも彼女らが頼むメニューを頼んでくれた。
俺は安堵のため息を漏らす。
「かしこまりました」
昔から表情は出ない方ではあるのだけれど、顔に安堵感が出ていないか心配だ。
彼女も、つきさんも僕に一礼してくれる。
どうして、やっぱり、君はずっと平然としていられるんだろうか。
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