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妖精の滅竜魔導士

第1章 childhood days






そこまで言い終わると、徐々にグレイが上裸であることが恥ずかしくなり、下を向いた。

何で、服着てないの…?!


「グレイ。服を着ろ」

「おわっ!どこだ!俺のシャツ!」

「ごめんね、ミア。こいつ脱ぎ癖あるから慣れて」

『う…わかっ、た…』


そうカナの言葉に頷きながらも、グレイが走って行った方向は見ないようにする。


『賑やかな場所だね』

「今日はミアとナツの歓迎会だからな」

「ミア、何食べる?とってきてあげるよ!」

『ほ、ほんと!酸っぱいの以外は食べれる!』

「任せて!」


そうカナも走って行き、再びエルザと2人になる。

みんな優しい。
丘でお爺さんに会って良かった。

そういえば…


『ナツは…』

「ミア!!もう大丈夫なのか?…もぐもぐ」


!!?
突然背後から肩を組まれて目を見開く。


『びっくり、した…!た、楽しそうで良かった!』

「なあ!聞いてくれよ!さっき、俺とミアで倒したモンスター!

あれのおかげでお金貰ったんだぜ!」

『お、お金…?』

「おうよ!それで家買った!」

『家!?買えたの??』


ニヒヒッと笑って、またもぐもぐとご飯を食べ始めるナツ。

す、凄い…
あのモンスターってそんなにやばいモンスターだったの?



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