第3章 再会
「ねぇお兄さん。私いいとこ知ってるの。もう1件飲みに行かない?」
これはお誘いってやつか?
でもそんな話にはならなかったし、その気がないのが見て取れる。まだ飲みたいだけか。
「あぁいいぞ。付き合ってやる。」
そう言って店を出て女に着いていくと、人気のないところになった。
そこで俺は察した。
「こんな所に酒場があるとは思えねぇ。お前、賞金稼ぎか。」
そう言うと、ナイフで襲いかかってきた。
避けて直ぐに手を構えた。
「''Room''」
「………っ!?能力者!?」
そう言って女が引いた。
「''切断(アンピュテート)''」
…ッチ、避けられた!
「''シャンブルズ''」
俺は物を入れ替えて女に近づいた。
「''メス''」
これにはさすがに避けられなかったみたいで、心臓が取れた。
その瞬間気絶したみたいだ。