第2章 革命軍の日々
でもよく良く考えればあてもない。
だから、私は賞金を稼ぎながら生きるしかない。
そう思って、海賊の言葉を聞いたら向かって賞金首を切ってを繰り返していた。
それから2ヶ月――
(とりあえずあの島に寄るか。)
そう思ってたまたま着いただけだった。
その時見つけてしまった。
死の外科医トラファルガー・ローの海賊旗マークの潜水艇を。
(これ、は、、ローがここにいる!!)
そう思って情報集めのために居酒屋へ向かった。
カウンター席に座って、みんなの話に耳を傾けた。
[今、海賊がこの島に居るみたいだぞ。]
[結構すごい海賊だとか。]
[怖いわぁ、大丈夫かしら。]
聞こえるのはこんな会話。
どこに居るか話している感じでは無かった。
そんなことを思って居ると、隣のカウンター席に座って来た男がいた。
ちらっと見ると手配書で見た事ある顔。
そして、昔の面影が残っている顔。
そこに居たのは、死の外科医トラファルガー・ローだった。