第2章 革命軍の日々
革命軍基地を去ろうとした時、みんなが見送ってくれた。
「シズー!元気でなー!」
「風邪引くなよー!」
「たまには遊びに来いよー!」
そう言った声が聞こえる。
「シズ、今までご苦労だった。」
ドラゴンさんが頭を撫でてそう言ってくれた。
「ドラゴンさん、、本当にありがとうございました。このご恩はまた絶対にお返しします。」
そう頭を下げた。
「こちらこそありがとう。おい、もうそろそろ出てこい、サボ。」
え?サボいるの?
そう思った時、トボトボ出てきた。
「シズ…今までありがとな。また会おう!」
神妙な顔でそんな事を言ってきた。
「こちらこそありがとう、サボ!」
そう言葉を交わして私は出発した。
「みんなー!本当に今までありがとう!またねー!!」
そう言うと、泣く者や笑う者、色んな人が居た。
私はこのドラゴン率いる革命軍に入れて本当に良かった。
「クソガキが居なくても俺たちでドラゴンさんを支えてやるよー!!」
「とっとと行ってこいクソガキー!!」
やっぱさっきの心の中で思った事撤回で。
そうしてローを探す旅が始まった。