第2章 革命軍の日々
シズside
今日は楽しくしようとドラゴンさんが言ってくれて宴が始まった。
わちゃわちゃしていると、サボに呼ばれた。
「サボ?どうしたの?」
そう言うとサボは言いにくそうに言った。
「俺、シズの事が好きなんだ。恋愛対象として。」
私はものすごくびっくりした。
でも、ローが生きていると知った今は受け入れられない。
「サボ、ありがとう。そしてごめんね、好きな人がいるの。」
「知ってるよ、死の外科医だろ?会いに行くんだろ、頑張れよ。俺は最後に気持ちを伝えたかっただけだから気にしないでくれ。」
そう吹っ切れたようにサボが言ってくれた。
サボは私が気にしてしまう性格なのを知っている。
だからそう言ってくれるのがとても嬉しかった。
「ありがとう、サボ。後輩として、友達としてはサボの事大好きだからね!」
そうして、この晩は宴を楽しんだ。